TYPE-MOON最新作

新作発表の興奮も落ち着いたところで、色々と。
以前から新作情報はもう少し待ってね、と言われて昨年から待ち続けてきたわけですが、遂に。具体的にタイトルまで予想できるモノの候補としては一番可能性があっただけに、予想外の驚きではなく、わかっていてもニヤリとしてしまう嬉しさといった感情が大きいですね。
発表となったTYPE-MOON最新作の「魔法使いの夜」はコアな型月ファンには言わずと知れた幻の作品。
略称は「まほよ」
これは奈須さんの未発表作品の一つで、登場人物は一般人・静希草十郎と、蒼崎姉妹・久遠寺有珠の魔術師たち。魔法使いの夜は「3人の主人公の物語」であり、3人とは草十郎・青子・有珠か。ゲームとして出るならばプレイヤー視点として草十郎が主人公の位置に来るとは思いますが。
まず気になるのは、原作の段階からどれほど変わるのかということ。Character materialにまほよ時代の蒼崎姉妹や有珠が出てきているのだから基本骨子は変わらないと思ってもいいかな。まあ、まほよは未完成作品&ほぼ出回っていないので、どれだけ変えたとしてもその変化を知ることはできないわけですが。
そして、ゲームとしての方向性はどうなるのか。まほよは未完成とはいえ、元小説です。しかも蒼崎青子蒼崎橙子は既に将来というものが決定している人たち。その人たちを「攻略」できるのか。と、その前に。最新作のキャッチコピー?である
「――坂の上のお屋敷には、二人の魔女が住んでいる――」
の二人の魔女とは、原作のままであるのならば蒼崎姉妹ではなく青子と有珠のことですね。坂の上のお屋敷は久遠寺家の別荘。一人の男と二人の魔女の同居モノですから、メインヒロインは青子と有珠ということか。橙子だって可愛い女の子だよ!
閑話休題、一つの可能性として「攻略」の結果結ばれ、月姫空の境界以外の未来もアリかもしれませんが、どうしても違和感を拭うことはできない。ならば最初から一つの未来へ向けた、鬼哭街のような絵と音楽の付いた小説風に仕上げるのも一つの手ではあるのか。18禁要素さえない可能性も。何せ二人の魔女は「16歳」ですから…。不必要であるならばバッサリと切り捨てる覚悟というか、そのあたりの判断はTYPE-MOONならば間違えることはないと思います。それにほら、俺たちには二次創作という素晴らしいステージがあるじゃないか(買い専のクセに
上記の小説云々、18禁要素云々とは「物分りの良いファン」としての意見です。が、やっぱりイチャイチャラブラブしたいさ!えっちも見たいさ!攻略させてくれよ…!と。いや、姉妹丼は欲しいよね。えっちかと思いきやいつの間にか殺しあってる二人…萌える(ぇ
結構この18禁か否かというのは重要なことのような気がする。それによって方向性がまったく変わるかも。
これまでに出ている情報が正しいとして、ヒロイン(予想)の3人について語ろうか。キャラマテ準拠。
蒼崎 青子 鮮花・秋葉・凛の起源となった人。ツンデレですね。しかしどうも自分の中で青子の「ツンデレ」というものが思い浮かばない。これは月姫メルブラ時代の青子が自由奔放を体現した人物であることが大きいかな。大人になる前の青子はまだ子供のようなツンを含んでいたということか。若い蒼崎姉妹のどちらにも言えることですが…可愛い!青子はそのまま若くしたような感じですが、その若々しさが良い。キャラマテに載っているプンスカ怒ってる絵に萌え。また、冷たい目線にはゾクゾクしますハァハァ。
ところで、忘れちゃいけない性格破綻者設定。首輪つけて飼うエンド実装に期待大ですwww
久遠寺 有珠 こちらはヤンデレ系ヒロイン、藤乃や桜の原型でしょうか。琥珀さん…の要素は無いかな。これはまた個人的趣味に直撃なビジュアル。内面も素晴らしいよね、溜め込む鬱屈さを持ってたり、自分の意思とは反対に3人目の同居人が気になったりとか。徹底的に無視しているところから始まり、声をかけられたり話すようになる、その瞬間の感動は想像するだけで…な!
やっぱり頑ななだけに崩れるときは結構脆いと思うんだ。そこに畳み掛ければ一気に…そして可愛い有珠が見れる…!ハズ
蒼崎 橙子 橙子さんにもこんなにマジメな時代があったんだね!若返ってものすごく可愛くなりました。外見相応の「才女」という雰囲気がでてます。この頃の橙子は、変な言い方ですがマトモな人間って感じかな。良いお姉さんしてるし、内面の可憐さで言うと3人の中ではトップかもしれん。
幹也が見惚れるのも納得です。これはちょっと反則気味の可愛さですよ。将来を知っているから尚更。なんていうか、比較的普通の恋愛が出来そうですよね。で、そこで繰り広げられる姉妹対決(殺し合い)…萌える(ぉ
ところでこの橙子はメガネをかけないのかのう。既に視力は落ちてきているのだからかけてもいいじゃん!別に2重人格である必要もないさ。試しに店でかけてみたとか、かけたら似合いそうだとか言われて照れつつかけてみたりとか!


ちょっと残念な点をつらつら。
完全新作ではなかったこと。勿論最近のTYPE-MOONファンや、ライトなファンにしてみれば存在そのものを知らないので特に関係ないかと思いますが。まあ、こんなこと言ってる自分だってまほよの詳しい内容を知ってるわけではないですからね。
ただ、これまで奈須さんの作り上げてきた世界観を踏襲しているということが少々残念。これまた過去の元となった作品がある「またか」ですからね。楽しみであることは確かですが、これ以外の、TYPE-MOONとしての次へのステップを見たかった。これまでの奈須・武内組が中心となってきた同人時代からのTYPE-MOONとしての区切りは月姫リメイクだと思ってますが、その前に別な側面も見たいと思って。複雑で勝手なファン心理です。
これで「魔法使いの夜」が奈須・武内コンビじゃなかったらビックリですがw それはないか。
まぁ、何にせよ全力で楽しみであることには確実ですよ俺!


その他雑誌の情報などを。

1冊まるごとTYPE-MOONの豪華本。忘れないうちに予約ー。4/21の発売日が遠いぜ…。
内容は全て気になるわけですが、特に注目は勿論新作の「魔法使いの夜」に関しての情報。
武内さんのロングメッセージ&まほよの情報。待っただけの濃い情報であること間違いなし…!基本情報さえあれば後は妄想という名の調味料でどこまでも料理(妄想)できますがねっ。
また、TYPE-MOON重大発表も気になります。何でしょ。これまた4/21発売で、魔法使いの夜情報が載ってます。勿論買いで。
TECH GIAN公式サイトには

総ページ数25P!
魔法使いの夜
TYPE-MOON新作大特集!
武内崇ロングインタビュー&プライベートインタビュー
和風建築による応援企画も(八雲剣豪&和牛)

とのこと。
25Pってまたすごいな。まあ、これだけを目当てに買う自分としては嬉しい限りですが。
こちらにも武内さんのインタビューが。ロングインタビューはまだいい。最新作への思いとか、TYPE-MOONのこれからを語るのだろうし。ただ、プライベートインタビューとは何ぞや。普段の生活はどんなだとか、最近見た映画で面白かったものはなんだとかそういうことですか。アイドルかよ!(何



ホロウを一つ独立した作品ととるか、ファンディスク的な意味合いが強いからあくまで「Fate」と一括りにするかで変わりますが、どちらにしても久々の新作。ホロウも2年半前ですからね。wktkが止まらない。さ、これから祭りの始まりです。