きのこたけのこどっちのこ

きのこの山たけのこの里、昔からたけのこの里が優勢だと言われてきた。実際にそうなのだろう、確かに私もどちらかを選べと言われたらたけのこの里を選んでしまう、迷い無く。その差は個人的な嗜好で言えばその歯ごたえ、チョコとその他クラッカー(クッキー)部分の割合だ。食感、たけのこの里のクッキー部分のしっとりとした食感が止められない止まらない。きのこの山は…硬めのクラッカー部分が口の中の水分をしこたま吸い取って行くのだ。これは良くない。
しかし、きのこもただ黙ってやられっぱなしというわけにはいかない。亜種…そう、亜種である。どちらの商品も色んな味のものを出してきた。しかしやはりシンプルイズベスト、スタンダードな基本形が一番良い。と、思っていた。だがいつの間にか…いつから出ていたのかは知らないが、きのこの山(ほろにが)というものを見つけた。コンビニで。ほろにが…好み直撃である。チョコ部分だけではなくクラッカー部分にまでほろにがを施し、死角なし。このほろにがさ、止められない止まらない。これまで隣にいる兄弟兼ライバルに目もくれずたけのこの里を選んでいたが、このほろにががある限りは迷いつつもきのこの里(ほろにが)を選ぶだろう。あぁ、やはり競い合ってこそライバル、これからも良いものを期待しよう。
しかし、レギュラー商品にたけのこの里ビターチョコレート味が復活して出てくるようなことがあれば、その時勝負は決するだろう。私の中で。